腸内細菌には、大きく分けると健康に役立つ善玉菌と有毒物質を発生させる悪玉菌と呼ばれる種類があります。「腸年齢」という言葉がありますが、善玉菌が多く、悪玉菌が少ない人ほど腸年齢が若いといえます。腸は50代から老化します。便秘といえば若い女性に多いイメージですが、日本人の便秘有訴者の年齢・性別の調査によると男性の便秘も50代から増え始め、75歳以降では男女でほぼ同じ人数になります。
便秘、アレルギー、大腸がんなど様々な健康リスクは悪玉菌の増加や腸内環境の悪化と直結しており、体の健康のためにも、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が悪玉菌より優勢な状態であることが大切です。
善玉菌が優勢である健康な腸内のためには、どうすればよいでしょうか?ポイントはふたつ。善玉菌の定期補充と、今いる善玉菌を育てることです。