「酵素」とは消化や代謝に深く関係する、生命活動に不可欠な成分です。人間の健康に関わる酵素には、大きく分けて3種類があります。元々体に存在している滞在酵素(体内酵素)の「消化酵素」と「代謝酵素」、そして食物に含まれる「食物酵素」です。
消化酵素は食べ物を分解して、体が栄養を吸収できる形に変える働きがあります。一方、代謝酵素は呼吸や運動をしたり、細胞分裂や毒素の排出など、体の新陳代謝を担っています。
酵素が不足すると、免疫力や代謝の低下、腸内環境の悪化という負のサイクルに陥り、生活習慣病へと繋がりやすくなります。
残念なことに、滞在酵素は加齢により減少し、しかも一生の間に生成できる酵素の量には限りがあります。そのため「食物酵素」の力を借りる必要があるのです。
消化酵素が節約されれば、その分酵素に余裕ができ、エネルギーを効率よく得られます。その結果お肌の調子が良くなったり、胃腸の調子がいい、また代謝力のアップでやせやすくなるなど、体が好循環になります。
食べ物から摂取できる食物酵素ですが加熱すると酵素の力が失われてしまうため、生か50度以下の調理で食べる必要があります。ですが厚生労働省によると日本人の野菜離れと肉食化が進んでおり、実は慢性的な野菜不足だといわれています。
「野菜の目標摂取量350g」これは大きめのボール1杯分にもなるのです。
食生活が乱れがちな人や体の調子を整えたい人は、サプリメント等を併用して効果的に摂取することをオススメします。
加齢以外の酵素を減らす原因は様々ですが、暴飲暴食は大量に摂取した食べ物を消化するのに酵素が無駄に使われてしまいますし、アルコールやタバコによっても酵素は現象してしまいます。酵素は毒素の一種であるアルコールやタバコを体外へ排出しようとするので、無駄に消費されてしまうのです。
健康的で若々しい生活をおくるためにも、酵素を減らさないように心掛けましょう。
1日6粒?10粒を目安にお召し上がりください。